ランチア037ラリーのモデルではもっとも多くのバリエーションを持つ、

ポルトガルのヴィテス社(ブランド名:スキッド)と、

レジン製キットと完成品をリリースする、フランスのスターター社の製品を

京商製品と比較。 モデルはいずれも、1983年モンテカルロ・ラリー優勝車です。

左から、スターター、京商、スキッドの順です。

価格は、京商とヴィテスが3,500円、スターターが8,600円(時期により異なる)です。

 

上から見ると、同じ1/43スケールでも各社ボディサイズが異なることが分かります。

左のスターターは、ノーズが低く全体的にフラット、

中央の京商は、もっともボディのボリューム感が大きく、

右のスキッドは、直線的でサイズもやや小さい、

などの特徴があります。

 

エンジンルームとリアカウルの造形では、

やはり中央の京商がもっともグラマラスでエンジン部の再現度も一番です。

左側のスターター、右側のスキッドと比べると、まるで違うスケールに見えます。

スターター製品は、なぜかテールランプ間のメッシュ部がシルバー塗装されていて、

実車の雰囲気が感じられず、違うクルマのように思えます。

 

一番の違いは、フロントマスクです。

左側のスターターは、ノーズが妙に下がっているので、ベータ・モンテカルロ風です。

右側のスキッドは、ストラダーレと同じ初期型ボディをベースに'83 モンテ仕様にしているため、

フロントカウル形状が異なり、角張った印象になっています。

中央の京商は、最後発だけにリサーチがしっかり行われ、実車の雰囲気がよく出ています。

メーカーによる個性がここまで明確に現れているとは、いやはやビックリ!

 

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