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2010年06月 アーカイブ

2010年06月14日

スポーツクワトロS1のレジンキット

フランスのレジンキットメーカー、Profil 24から1/24スケールのアウディ・スポーツクワトロS1が発売されたので、購入してみました。

スポーツクワトロS1の1/24レジンキットは、チェコスロバキアのRESI MODEL製品がありましたが、お世辞にも良い出来といえるものではありませんでした。今回のProfil 24製品は、プロポーション的には天地方向がやや短くワイドすぎる感じはありますが、フロント/リアのフード内部も再現され、内容的には申し分ありません。

発売前にオーストリアでレジン製ミニカーの専門ショップを営んでいる友人から、449ユーロで完成品をつくってくれるというオファーがあったので早速注文したのですが、自分でもつくりたいと思ってキットも購入した次第です。

Profil 24では、すでにランチア・デルタS4とシトロエンBX 4TCが発売されているので、今回の製品で1986年のモンテカルロ・ラリー出場車が3車種揃うことになります。そして上記2車種は購入してから数年が経過しましたが、いまだにまったく手をつけていないのが実情です(笑)。

少なくとも、BX 4TCくらいはモノにしなければ……。

2010年06月21日

BX 4TC、ついに退院!ですが……

4月にクラッチ修理で入院してから2カ月あまり。ようやくBX 4TCとの再会を果たしました。

当初は軽症で済んだと思っていたのですが、5月末の車検の期限に間に合わず、実に2カ月もの期間を要したのは、ひとえにクラッチの調整にありました。

その話は後日改めて取り上げるとして、ひとまずクルマを引き取ることにしました。
ところが、信号待ちで停まっていると水温がジワリジワリと上昇してきて、110℃近くになることもしばしば。そして走り出せば90℃前後まで下がってくるという症状を繰り返しながらようやく自宅へ。

早速ボンネットを開いたところ、3年前にON/OFF切り替え式に改めた追加ラジエターファンは正常。次に下回りを覗いたところ、エンジンルームから冷却水がポタポタと落ちていて、ちょっとした緑色の水たまりになっていました。いきなり顔面蒼白……。
気を取り直して原因を探したところ、出元はリザーブタンク上面のドレーンからだったので、とりあえず大事には至らず少しホッとしました。
主治医に訊ねたところ、トランスミッションを降ろした際に一度冷却水を抜いたときの空気がまだ抜け切っていないので、しばらくは水温が上がりがちとのこと。しばらくは様子を見ながらの走りになりそうです。

昨年下旬からクルマをまともに走らせていないので、思えば今年に入ってからまだ一度も洗車をしてあげていない状況でした。まずは溜まった垢を落とすことから始めてみましょうか。

2010年06月25日

クラッチ調整の顛末

今回のクラッチ修理は、まずトランスミッションを分離することからはじまりましたが、クラッチの摩耗はそれほどではなかったので、再度組み付けて終了かと思われました。

実際にトランスミッションを元通りに組み付けたところまでは順調だったのですが、問題となったのは、もともとレリーズシリンダーはほとんどストロークしない状態にセッティングされていたため、ペダルから足を放しても油圧が抜け切らず、常にスラストベアリングを押した状態になっていたことです。そこでレリーズシリンダーに本来のストロークをさせようとすると、今度はクラッチがまったく切れなくなってしまうという具合。

写真の通り、トランスミッション内から出ているレリーズフォークはスラストベアリングからの支点から長すぎるため、レリーズシリンダーのピストンが押し切れない状態になっていました。
主治医が試行錯誤した挙げ句、現状では元のセッティングに戻すしかないという結論に達し、次回、新品のクラッチを取り付けたときに再度調整し直すということになりました。

これも、シトロエンSM用トランスミッションを流用し、とりあえずホモロゲーションを取得するためにその場しのぎで製作した結果なのでしょうか?
製作元のユーリエに聞いてみたいところです。

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