2010年02月08日

あなたの人生を変えた一台は何ですか?

「あなたの人生を変えた一台は何ですか?」と質問されたら、やっぱり「アウディ・スポーツクワトロS1」と答えるだろうなと、ふと考えてしまったのはアウディ フォーラム東京からの帰り道。
そう、去る2月2日からアウディ フォーラム東京で展示されている、アウディ・スポーツクワトロS1を仕事帰りに見てきました。

実車はやはり昨年インゴルシュタットで見たクルマと同じでしたが、ロープこそ張ってあるものの間近で見られたため、所々に塗装のヒビ割れや擦り傷などを発見。博物館によくあるリタイアしたクルマの展示物でなく、あくまでも動態保存という考え方で扱われている様子が伺えて嬉しくなりました。

現車はアウディTT RSクーペの記者発表会で展示されたため、現在は "New Audi TT RS Press conference" の名が入ったボードの前に展示されています。そのため後方の様子が見られないのですが、とさんの情報によると近々展示場所が移動になるらしいので、もう少し待ってから見に行ったほうがベストかも知れませんね。

さて冒頭の質問ですが、私の場合、最初に衝撃を受けたクルマはてっきりスーパーカー全盛期のランボルギーニ・カウンタックだと思っていたのですが、よく考えてみるとそれは違っていたようです。

正確には、当時住んでいた近所の商店街の電気屋さんのショーケースに飾ってあった、黄金色の1/43オールズモビル・トロネードのミニカーだったように思います。4歳前後だった当時の記憶として残っているのは、このミニカーと、家を出てすぐ隣の質屋さんに飾られていたトミカの什器、それにトミカとマッチボックスがたくさん入っていた青色のマッチボックスのミニカーケースくらい。逆にいえば、今でも強烈に覚えているのがミニカーの思い出ばかりというのは、親不孝者以外の何者でもありません(笑)。

そんな私が次に強烈な印象を受けたのが、前述のアウディ・スポーツクワトロS1でした。
当時、テレビ朝日系列の「カーグラフィックTV」と、土曜日の夕方にオンエアされていたテレビ東京系列の「モータースポーツ・ダイジェスト」で、グループBラリーカーの走る姿を初めてを見た私は、その迫力の走りとサウンドに一発でKOされたのでした。

特にスポーツクワトロS1は、「カーグラフィックTV」でオンエアされた、1985年のWRC第8戦アルゼンティン・ラリーのリポートで見たのが最初でした。スタイリッシュな空力ボディで評判だった市販車の姿とは正反対の異様なエアロフォイルと、5気筒ターボエンジンが発するいっそう高音になったエンジン音は、まさに衝撃以外の何者でもないものでした。さらにS.ブロンキストが渡河時にフロントスポイラーを割ってしまい、ちぎれたフロントフェンダーをヒラヒラさせながら走る姿も、異様さにいっそう拍車をかけていました。
そしてこのとき以来、アウディ・スポーツクワトロS1がMy favorite carsの第1位の座を独占し続けたのでした。

あれから四半世紀……。

いまだにグループBを追いかけている私をつくり出してしまった張本人のスポーツクワトロS1と、まさか東京で会えるなんて、今まで妄想さえ起こすことのなかった出来事でした。

まさに感無量です。

2010年02月03日

スポーツクワトロS1が日本上陸!

2月2日、アウディ ジャパンは、東京・渋谷のアウディ フォーラム 東京において、アウディ・スポーツクワトロ S1を2月2日(火)から今年12月末まで一般公開すると発表しました。
http://www.audi-press.info/2010/02/4894/

プレスリリースによれば、今回展示するスポーツクワトロ S1は、W.ロールが1986年のモンテカルロ・ラリーに参戦したマシンとのこと。ということは、昨年アウディ本社のmuseum mobileで開催された、"DIE QUER-LENKER"で展示されていた車両そのもの。

昨年はアウディ100周年を記念していろいろなイベントで元気な姿を見せていた同車両ですが、今年は10ヶ月も日本で展示されるということで、イベントでの走行シーンは見られそうにありません。その分、今年は1987年パイクスピーク優勝車が活動することになるのか?あるいは別のスポーツクワトロ S1が表に出てくるのか、興味が尽きません。

いずれにしても、スポーツクワトロ S1が日本で展示された記憶はないので、今回が日本初上陸なのではないでしょうか?

アウディ フォーラム 東京のブログ(http://www.audiforumtokyo.com/2010/02/2357/)を見る限り、3方向からじっくり眺めることができそうなので、早速出掛けてみなければ!

2010年02月01日

ニューイヤーミーティング 2010

週末に東京のお台場で開催されたニューイヤーミーティングに行ってきました。
毎年活気のあるクラシックカーイベントですが、今回も子ども連れから老夫婦まで幅広い年齢層の人々で賑わっていました。

今回は会場内で立ち話をしていた時間が長く、肝心のクルマのほうはあまりじっくり見られなかったのですが、真っ先に目を引いたのは、日産240RSです。
左ハンドル仕様で、シートやシフトノブなどもオリジナルの状態を保っていることに感動しました。

もうひとつの収穫は、全日本ダットサン会のブースに展示されていたPA10バイオレット。
この車両はS.メッタがドライブした1982年のサファリ・ラリー優勝車をレストアしたもので、1981年のサファリで2位入賞したR.アルトーネン車と同一の個体とのこと。
歴史的な車両が美しい姿で現代に甦ったことは嬉しい限りです。

次の予定があるので引き上げようと思い、足早に出口に向かっていたところ、なんとオペル・マンタ400を発見!グループBが2台も見られるとは思っていなかったので、嬉しい展開です。
派手なオーバーフェンダーを纏ったスタイリングも相まって、かなりの注目度でした。

というか、湘南ナンバーから察するに、m400hyさんのGT-Eでは?
時間がなくてご挨拶できなかったのが残念です。

2010年01月17日

一時帰宅か!?

昨年末に路上で立往生して以来入院していたBX 4TCが久しぶりに我が家に帰ってきました。

トラブルの原因はやはり燃料ポンプのご臨終で、今回新たに国産の燃料ポンプを取り付けて万全を期すこととなりました。これで数年来悩まされてきた燃料系のトラブルともお別れできそうです。

さて、約3週間ぶりにBX 4TCのステアリングを握ったのですが、運転してすぐにクラッチのミートポイントがかなり上がっていることに気付き、さらにクルマのパワー感も鈍く、試しにアクセルを踏み込んでみても加速感が絶対的に鈍くなっていたので、嫌な予感がしました。

さらに今日改めて乗ってみたところ、発進時に半クラッチが続くような症状が現れたので、どうやらクラッチが滑っているようです。

日本に上陸してから間もなく3年を迎えるので、いろいろな部品が疲労を迎える頃なのでしょうか。
いずれにしても、クラッチのオーバーホールが必要な状態なので、しばらくは冬眠状態になりそうな気配です。

2010年01月05日

年頭所感

あけましておめでとうございます。

昨年は、グループB関係のトピックとして、アウディ100周年にちなんだクワトロおよびスポーツクワトロの盛り上がりがありましたが、今年は1985年生まれのグループBが25周年にあたるため、ランチア・デルタS4やMGメトロ6R4などのアニバーサリー企画に密かな期待を持っております。

ミニカーにつきましても、昨年はより内容の濃いアイテムがいくつも発売され、私自身としましても散財の限りを尽くして参りました。今年も同様の展開が予想されますが、"レア物ゲット"をキーワードに購買の国際競争力を高めることで、より充実したコレクションを実現できると確信しております。

シトロエンBX 4TCにつきましては、昨年夏の燃料タンク修理とフロントバンパーのルーバー装着により、ようやく本来あるべき姿に戻すことができました。今年は日本上陸後はじめての車検も控えており、なんとか快調な状態を維持していけるように、これまで以上に愛情を注いでいきたいと思います。

ふと気がつくと、見慣れていたクルマ屋さんが突然姿を消しているなど、相変わらず厳しい経済状況が続いておりますが、「グループBマニア」では、皆様にとって当ブログが少しでも楽しいひとときのお役に立てられるよう、引き続きマニアックに取り組んで参ります。

今年もよろしくお願いいたします。

グループBマニア
代表 北沢 剛司

2009年12月27日

THE セーフティローダー 2009

2009年もあと数日という今日この頃ですが、家から数キロの地点で今年もセーフティローダーのお世話になりました。(>_<)

クルマで病院に行く途中、走行中にいきなりエンジンストールしたので路肩に寄せて再始動を試みたのですが、電磁ポンプが動いていないようなので、新車時から無交換の可能性がある燃料ポンプあたりが濃厚でしょうか。

いずれにしても、2007年の燃料ポンプリレー、2008年のガス欠に続き、3年連続でJAFのお世話になっています。
自分の代わりにクルマが病院に行くことになってしまうとは、なんとも皮肉ですね。

2009年12月24日

ピット イクスピアリ閉店

先日、舞浜のミニカーギャラリーピット イクスピアリ店に行ってきました。

きっかけは、リンク先の自動車ライターの半谷さんが家族でイクスピアリに行った際に、ピットの閉店セールを見掛けてご連絡いただいたこと。先月ピットを訪れた際にはそんな様子は感じられなかったので、気になって様子を見に行ったというわけです。

店内に入ると、ショーケースの中には、ミニカーが1台1台綺麗にディスプレイされていたいつもの光景の代わりに、箱に入ったミニカーがいくつも置かれている状態に様変わりしていて驚きました。
閉店の理由は、イクスピアリ店の経営上の問題ではなく、京商の方針により、イクスピアリとの賃貸契約満了に伴い、来年1月17日をもって閉店するのだとか。

ピットといえば、まさに「ミニカーギャラリー」の名にふさわしい雰囲気のある店舗づくりが特徴で、出店場所もイクスピアリや川崎 ラ チッタデッラなど独自の世界観を持っていただけに、今回の閉店はとても残念。これで首都圏のピットは京商お膝元の永田町店だけになってしまいました。個人的には、イクスピアリよりもはるかにコスト高なはずのKYOSHO OMOTESANDOをなんとかすべきだと思うのですが……。

というわけで、この日の収穫はルックスマート社製の1/43 フェラーリ 288GTO Evoluzione。
数年前に買おうと思いながらすっかり忘れていたモデルですが、新製品以外半額の閉店セールということで購入しました。

思い返せば、ピットの閉店セールは、横浜ジョイナス店、代官山店、川崎 ラ チッタデッラ店に続いて4回目。正確には大阪のなんばCITY店にも行ったので5回目ですね。閉店まであと3週間あまりなので、この際、京商が抱えている不良在庫もイクスピアリにどんどん補充してもらいたいものです。

2009年12月20日

ランチアECVのミニカー

仕事がひと段落ついたので、先日買っておいたBIZARRE製の1/43 ランチアECV1とECV2を改めて見てみました。

ECV1とはExperimental Composite Vehicleの略で、1986年のボローニャショーで発表されたデルタS4ベースのコンセプトカー。幻に終わったグループSのプロトタイプといわれています。

ランチアECV1とECV2は以前レジン完成品として発売されていて、そのときは確か2万円以上の価格だったと思います。当時さすがに高くて手が出せず、ミスタークラフトで特価品として出たときにようやく購入しました。
今回比較のために家の中を捜索したのですが、残念ながら行方不明になっています(笑)。

そんな時代を思い出してみると、グループSの試作車まで6,720円で普通に購入できるようなった現在は本当に良い時代になったものです。モデル自体も、ECV1の特徴となるTriflux(吸気1/排気2の3系統の吸排気システムを備えるツインターボユニット)がリアのルーバー越しに確認できるなど、ツボを押さえた再現になっていて感服です。

日本のシーエムズコーポレーションも1/64のトヨタ222Dを出しているので、あとは卵形ボディを纏ったアウディのグループSカーに期待でしょうか。

2009年12月01日

袖ヶ浦フォレストレースウェイ

ネコパブリッシング主催のサーキット走行会に参加するため、去る日曜日に今秋オープンしたばかりの袖ヶ浦フォレストレースウェイに行ってきました。

1周2.4kmのコンパクトな中低速コースは、FIAの規格に沿って設計され、JAF公認レーシングコースにもなっています。とはいえ、観客席はメインスタンド前にあるだけだし、敷地内に入るまでにグラベルロードがあったりなど、まだまだこれからという印象でした。
今回は2台のフォードRS200がスポーツ走行するため、我がBX4TCはサーキット走行ではなく随伴車として入場。予定より早く現地入りしてしまったので、パドックで記念撮影です。

間もなくRS200が到着したので、早速、車載工具やスペアタイヤを降ろし、テーピングとゼッケン貼付を施しました。
出走までしばらく時間があったのでパドックからサーキットの様子を眺めていたのですが、第1コーナーからバックストレートの区間以外はコースの多くの箇所が見渡せるので、ギャラリーとしてはありがたい設計です。

ようやくフォードRS200がコースイン。RS200のサーキット走行をナマで見るのは初めてでしたが、コスワースBDTユニットの弾けるサウンドとともにノーズを上げて加速していく様や軽やかにコーナーをクリアしていく姿に大興奮。サーキット走行を満喫したTさんによれば、コーナー出口でアクセルを踏んでいってもアンダーステアにならず、ニュートラルステアでグイグイ曲がっていくとのこと。新たな走りの境地を見い出して興奮冷めやらぬ様子でした。

その間にピットに何やらあやしい男達の集団が……。
マイクを持ったリポーターがフォードRS200を指差しながらビデオカメラに向かって喋っていたので、何かの撮影かなと思っていたのですが、今度はその集団がウチのBX4TCに寄ってきて、テンション高めに下周りを覗きながらビデオ撮りをはじめたではありませんか。
ちょうどフロントのハイドロの油圧が抜けてお辞儀状態だったところを撮っていたので、車高を上げるか下げるかしないと格好が悪いだろうと思って寄ってみると、リポーター氏は「ティーポ」でお馴染み、現在は「ROSSO」「SCUDERIA」の総編集長となった嶋田さんでした。
なんでも、突然「ティーポ」別冊のDVDを製作することになったので、海外取材から帰国したその足で成田から直行し、リポーター役をやらされているとのこと。結局、シトロエンBX4TCを購入した経緯などを説明した後にハイドロの上下作動などをデモンストレーションするハメになったのですが、果たしてこの映像は使われるのでしょうか?

それはともかく、今回はじめて行った袖ヶ浦フォレストレースウェイは、なんといっても都心から1時間あまりで来られるアクセスの良さが最大の魅力。機会があればBX4TCを走らせてみたいですね。

2009年11月29日

白と赤のエクスタシー

昨日は、フォードRS200にお乗りの3人のオーナーさんにお会いしてきました。
ことのきっかけは、ネコパブリッシング主催のサーキット走行会に白と赤のフォードRS200が出場するというので、前日のオーナーさんの集まりにお邪魔したわけです。

白のRS200は、なんと先週末に半蔵門で目撃した車両そのもので、1週間後に間近でじっくり眺めることができるとはなんともすごい偶然!
赤のRS200は、当ブログでもお馴染みのSさんの車両で、今回久々に横に乗せていただきました。
普段、BX 4TCでのグランツーリスモ的な走りに慣れてしまっているので、RS200のダイレクトな挙動や吸い込まれるような加速感、それにノイジーでクラッチミートに気を遣うような走りを体験してしまうと、同じグループBカテゴリーのベース車両でも、まったく異なるクルマであることを改めて思わされます。まぁ、乗用車のシトロエンBXをベースにした車両と、F1デザイナーのトニー・サウスゲートが手掛けた生粋のラリー専用車両とでは違っていて当然なのですが……。
もう1台のRS200は、現在は不動車とのことで姿を見ることはできなかったのですが、来年には再生予定とのことで、復活した折にはぜひ3台の並びを見てみたいものです。

夜はSさんの奥様の美味しい手料理をいただきつつ、オーナーさんならではのディープな話をたくさんお聞きできて、しばし至福のときを過ごしてきました。