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昭和に浸る

今日はパシフィコ横浜で開催されたノスタルジック2デイズに行ってきました。

前日に会場を訪れたハコスカ乗りの友人N君からの勧めもあって観に行ったのですが、定番の国産旧車だけでなく'80年代のクラシックや輸入車もあり、屋内展示と相まって快適に楽しめました。

入口のすぐ脇に「ハチマルヒーロー」の表紙を飾った日産240 RSが展示されていて、いきなり足が止まってしまいます。

グループB関係では、ガレリア・スカーラさんが出品したフェラーリ 288 GTOにビックリ。

このクルマは、308 QVをベースに、F355 F1のエンジンとトランスミッションを移植し、ブレーキはF50、ホイールはF40用をそれぞれ使用し、外装を288 GTOにしたワンオフモデルでした。本物のGTOは気軽に乗りまわせるような代物ではないので、288 GTOの外観とF355の快音を両立させたモデルを製作してしまったほうが、気疲れせずに楽しく乗れるかも知れませんね。

しかしながら、今回の真の目的はこのクルマを見ることでした。

映画「トラック野郎」の第9作目に登場した「熱風5000キロ」の一番星号のレプリカです。
グループBでなくてすみません……。

小学生時代に「トラック野郎」の洗礼を受け、当時「爆走一番星」のポスターを部屋に貼っていたファンとしては、レプリカとはいえ実物の一番星号を見られる機会を逃すわけにはいきません。

写真は電飾点灯のデモを行っているときに撮影したもので、これまで映画でしか見られなかった電飾シーンが目の前で展開されました。しかもデモ中は「一番星ブルース」のBGMが流れるという最高の演出です。

結局17時の閉場まで会場にいたのですが、幸運にも一番星号が会場を後にするシーンまで見ることができました。夕闇迫るみなとみらい地区の高層ビルの間を'70年代の映画からタイムスリップした一番星号が走り抜けていく様は、実に感動的でした。

コメント (4)

ドンちゃん:

いやあ・・最後の デコトラ! 平成の今も見かけます。

スポーツカーより息が長いね。

paleblue:

あーーー。これ行きたかった…(><)デコトラ憧れました。今でもSAで見掛けるとじーっと眺めてしまいます。

ホンモノの288GTOを手に入れるより、この方法の方がリーズナブル(?)に楽しめそうですね。ちなみ、隣にある328ケーニッヒの存在も見逃しませんよ!(突っ込んでくると思ったでしょ(^^))

ドンちゃん さん

デコレーショントラックの世界は、根強いファンが文化を支えていますよね。
本物の一番星号は第10作仕様がレストアされて存在しますが、このレプリカの再現度は圧倒的で、本当に映画の姿そのままでした。ウルトラセブンの劇中車となったポインターも非常に精巧なレプリカが存在しますが、オーナーさんの熱意には本当に頭が下がります。

paleblue さん

やはりそっちに反応しましたか!ケーニッヒの328も時代を感じさせますよね。
昨日、自宅近くでフルノーマルの後期型フェラーリ 328を見ましたが、ノーマルマフラーのため音が静かで、とても上品な雰囲気でした。個人的にはやっぱりフィオラバンティ時代のフェラーリに惹かれますね。

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2012年02月26日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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