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フォードRS 200の上手な再現とは?

高品質なミニカーを送り出している日本のHPIから、フォードRS200の1/43ミニカーが発売されました。

同社の"ミラージュ"ブランドとしてレジン製で製作されたこの製品。ロードバージョンとラリー仕様が予定されていますが、今回はホワイト、レッド、ブルーの3種類のロードバージョンが登場しました。

フロントとリア周りの造形はさすがで、ロードバージョンを製品化した従来のミニチャンプス製品に比べても実感の高さが際立ちます。その一方で、あまりにも低すぎる車高や18インチ以上はありそうなホイール、前傾しすぎなボディなどにより、実車の雰囲気を大いに損なっているのが残念です。

上がミニチャンプス製品で、下がミラージュ製品です。
こうして比較すると、ミラージュ製品のディフォルメが強烈で、ある意味、実車以上に恰好良くなっています。個人的には、両者の中間あたりがベストですね。

これまでフォードRS200のミニチュアは、どのメーカーが製品化しても必ずボディのどこかが破綻していました。実車をそのままスケールダウンしても似ていないし、ディフォルメが強すぎると似て非なるものになってしまうので、そのバランスが難しいのでしょうね。フォードRS200をデザインしたギアは、ボディにいったいどんな魔法をかけたのでしょうか?

コメント (6)

こさとう:

RS200もT16もS4もプロトタイプのかっちょ悪さからよくも立て直したもんだと感心します。
まさにプロのお仕事

はる工房:

まさにブサかわいいグループBの車たち。

デザイン的に洗練され過ぎていないところが良いのかも。
その車のイメージを「シャープ」と思うか?「キュート」と思うか?
モデラーのイメージも大きく関係ありそうですね。

はる工房のキーホルダーは「ぶさいくで可愛くキュート」を目指してます。
ラリー037に期待してください!

睡蓮:

真珠のような、真冬の月のおもてのような
ミラージュのホワイト、綺麗ですね。

この先もpushさんの
心の琴線に触れるものが
たくさん見つかりますように。

グループBマニア:

こさとう さん

037のプロトタイプも当初はタレ目で情けない顔でしたね。
本仕様で洗練されたカタチになるのは、テストを重ねて機能美が醸し出されるからでしょうか。

グループBマニア:

はる工房 さん

グループBの各車は、メーカーごとの個性がはっきり表れているのが良いですよね。
はる工房さんのキーホルダーの新作を楽しみにしています。

グループBマニア:

睡蓮 さん

最近のミニカーは本当にきれいになりましたが、値段はきれいごとが通じないくらい高くなってしまいました。
こればかりは良いことずくめではないですね……。

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2012年08月18日 09:27に投稿されたエントリーのページです。

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