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シフトノブ復活

雑誌の撮影のために修理していたシフトノブが、撮影直前になんとか完成しました。

前回はパーツ間のすき間にエポキシパテを盛ったところを記しましたが、これはパテをヤスリで削ったところです。なんかグロテスクですね。


本来はサフェーサーを吹いて細かい修正作業をしてから本塗装に入るのですが、今回は時間がないためマットブラックを直接スプレー塗装しました。


うちのクルマはシフトノブと一体整形された赤色のリングが購入当初から欠損していたため、今回が初の修復となります。
これまで十分な資料がないため作業に入れずにいましたが、昨年のイベントで がささん所有のBX Sportのシフトノブを見たところ、BX 4TCと同じ純正シフトノブが備わっていたので、ようやく資料を得ることができました。

具体的には、リングの幅に合わせてカットしたタミヤ製の1mm厚プラバンを接着し、その上に半円型のエバーグリーン製ハーフラウンド(直径3.2mm)のプラ棒を接着。さらに赤色のカッティングシートを貼付して完成という計画です。


こちらは瞬間接着剤で上記の自作リングを固定した姿です。
資料を再度確認すると、リングは完全な半円ではなくシフトノブのカーブに合わせてラウンドしていたため、ヤスリで半円部分を削ってそれらしく見えるようにしました。また、赤色のカッティングシートは、粘着力が弱くきれいに貼付できなかったため断念することに。この時点で撮影の集合時間まで4時間を切っていたため急遽筆塗り塗装に切り替えたのですが、いざ塗ろうとしたら塗料が固まっていて代わりの塗料を探すのに時間がかかり、塗装を終えたときには明け方近くになっていました。


そして、ようやく完成です。
塗装の乾燥時間を早めるためオイルヒーターの近くに置いて乾燥させたり、出発30分前になっても細かい塗装の修正などを行うなど結局最後までバタバタでしたが、なんとか間に合わせることができました。


車両に装着した姿はこんな感じ。
細部のつくりは相当に粗いので再度キチッと作り直す必要はありますが、撮影用としてはなんとか堪えられる状態だったのでホッとしました。

コメント (2)

GZ-20:

シフトノブ復活おめでとうございます。

まるで間 黒男先生ですね。

治せないものな無い?

さすがです。

グループBマニア:

GZ-20 さん

ありがとうございます。
期限が迫っていたので力技で修理してしまいました。
前回修理したときに比べると剛性が上がっているので、普通に使えるかもしれません。

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2013年01月26日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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