グループ B マニア

あけましておめでとうございます。

昨年はグループBレギュレーションの終了から30周年ということもあり、4月に東京・お台場で開催された『モータースポーツジャパン2016』にシトロエンBX 4TCを初展示しました。あいにくの天候により2日目はイベント中止となりましたが、ほかのグループB車両との共演を実現しました。WRCの歴史上もっとも過激な時代の車両を展示する意義はそれなりにあると思いますので、今後も機会があればヒストリックカー展示を行いたいと考えています。

また、昨年10月には『熱海ヒストリカG.P. 2016』に参加しました。こちらはイベント終盤にほかのオーナーさんと協力して、グループB車両を並べて展示することができました。クラシックカーなどのイベントでは、メーカー別あるいはグループ別に展示する場合が多く、『グループB』というカテゴリー別の展示は難しいものがあります。ただ、グループBはメーカーごとの個性が車両に色濃く現れているため、それらをまとめると興味深い展示になることが分かりました。機会があれば、グループBという括りでの展示も行っていきたいと思います。

今年は当ブログの開設10周年という説目の年となります。そこで、ブログ開設前に撮影した写真も含め、懐かしい写真の蔵出しを記念コンテンツとして企画しています。

今年もよろしくお願いいたします。

グループBマニア
代表　北沢　剛司

遅ればせながら、今年はじめてシトロエンBX 4TCに乗りに行きました。

思えば、前回クルマに乗ったのは昨年10月。およそ3ヶ月半も乗っていなかった計算になります。

さすがにエンジン始動時には不安を覚えましたが、なんとか1発始動。時間をかけて各部をウォーミングアップしてから、軽く足慣らしをしてきました。

このような乗りかたの場合、過走行の問題はありませんが、クルマのコンディションが心配になります。

今年は走る頻度をもう少し高めるため、対策を考えようと思っています。

デアゴスティーニが発行しているミニカー付きマガジンの「隔週刊ラリーカーコレクション」。89号目はプジョー・205 ターボ16（1985）でした。

モデルとなったのは、1985年モンテカルロ・ラリーでアリ・ヴァタネンが優勝したマシンです。

このミニカーの原型はイクソ製。ルーツをたどればグループB当時につくられた旧ヴィテス製品につながる歴史の長いもの。レジンでつくられた近年のスパーク製品に比べると当然見劣りしますが、税別2,086円のミニカーと考えればコストパフォーマンスは高めといえるでしょう。