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2017年02月 アーカイブ

2017年02月03日

サファリ仕様のプジョー 205 T16

スパークの1/43スケールミニカーとして発売された最新のグループBモデルが、[Peugeot 205 T16 No.1 5th Safari Rally 1986] です。

その名の通り、1986年のサファリ・ラリーで5位に入賞したJ.Kankkunen/J.Piironen組のマシンで、サファリ仕様ならではのアニマルバーや補助ランプが独特の迫力を醸し出しています。

サファリ仕様のプジョー 205 T16のミニカーは今回が初の製品化であり、台座の裏にはMarlboroのデカールが貼付されています。

ルーフには赤い追加エアインテークが装備されていますが、当時のサファリ・ラリーの写真をチェックしたところ確認できませんでした。これは現存しているサファリ仕様の実車の姿をそのまま製品化したためと思われます。その実車も数年前には追加エアインテークがない状態でしたので、近年モディファイされたようです。

当時と現在のどちらの姿を製品化するかは、開発担当者によりポリシーが異なることでしょう。しかし、できれば当時の姿そのままで製品化してほしいと願うのは、私だけでしょうか。

2017年02月12日

新たな住まいへ

先日、シトロエン BX 4TCのお引っ越しをしました。

ちょうど4年間を過ごした会員制ガレージの「レトロモビル・ミュージアム・ガレージ」は、うちのクルマにとって居心地の良いものでした。

しかしながら、遠くにいると疎遠になってしまうのも事実で、ここ数年は3ヶ月に1度動かすような状態でした。

そんな折、近隣の屋内駐車場で比較的安く借りられる物件があったので、思い切って契約してみました。

実際に入れてみると、切り返しの場所に大きな柱があり、パレットへのアプローチに何度も切り返しを行わなければならない難点がありました。出し入れにかなり気を遣うので、毎週乗りに行くことはたぶんないでしょう。

とはいえ、入出庫の制限時間がなくなったので、これからは朝のイベントなどにも参加しやすくなりそうです。

2017年02月17日

グループBのオークション結果

「レトロモビル 2017」の会期内となる2月10日に、Artcurialオークションが開催されました。

今回注目の1台となったのが 1965 Dino Berlinetta Speciale par Pininfarina です。

後のディーノ 206 GTの原型であり、エンジンが縦置きとなるこの貴重なモデルは、4,390,400 ユーロ(約5億2,685万円 *1ユーロ120円として計算)で落札されました。

写真は2013年ジュネーブ・モーターショーのピニンファリーナ・ブースで撮影したもの。今回落札された車両そのものです。大きく盛り上がったフロントフェンダーと、なだらかに下降していくリア周りのデザインが印象的でした。

ちなみにこのとき発表されたモデルは、ピニンファリーナ・セルジオ。その後、6台のみ限定生産されたのは記憶に新しいところです。


今回、個人的にとても魅力的に思えた車両が 1960 Facel Vega Excellence です。

フェセル・ヴェガは昔から密かに気になる存在でした。特にフェセル・ヴェガ・エクセレンスの 'EX1' は、ラウンドしたフロントウィンドウやテールフィンなど、アメリカ車の影響を受けた佇まいがなんとも個性的でエレガントです。


もっとも驚いたのは、こちらの 1965 Citroën DS 19 cabriolet でしょうか。

納屋から発掘されたレストアベース車両で、修復には相当な金額が必要であるにもかかわらず、101,320 ユーロ(約1,215万円)で落札されました。


もちろん、グループ4およびグループB車両も出品されています。


まずグループ4では、ジャン・ラニョッティが1982年のアイボリー・コースト・ラリーに出場した 1982 Renault 5 Turbo Groupe 4 - Jean Ragnotti - が出品されました。

最後に製作されたグループ4のワークスカーで、ラニョッティ本人が所有していたこともあり、落札金額は321,840 ユーロ(約3,862万円)でした。

また、アルピーヌ A110のグループ4車両である 1972 Alpine A110 berlinette Gr. 4 "Défense Mondiale" は298,000 ユーロ(約3,576万円)でした。


グループBでは、 1985 Peugeot 205 Turbo 16 が出品されました。

かつて1985年ツール・ド・コルスに出場した経歴もある、市販モデルの205ターボ16は172,840 ユーロ(約2,074万円)で落札されました。

もう一台のグループBは 1986 Citroën BX 4 TC です。

走行距離わずか220 kmのシトロエン BX 4TC シリーズ2は、スイスのコーチビルダーで知られるフランコ・スバッロが所有していた興味深い1台です。落札金額は63,798 ユーロ(約765万円)で、内容を考えればお得感のある金額といえそうです。

さまざまな物件が発掘される海外オークションは、やっぱり面白いですね。

2017年02月24日

Belgaカラーのプジョー205 T16

先日、OttOmobile製1/18 Peugeot 205 T16 Groupe B が発売されました。

製品化された仕様は、1985年のYpres Rallyに出場したB.Darniche/A.Mahé 組のマシン。ちなみに結果は、ディファレンシャル系のトラブルによりリタイアしています。

この205 T16 Ev.1のボディは、前回発売されたOttOmobile 1/18 Peugeot 205 T16 1000 Lakes 1984と基本的に同じもの。

相変わらずロングノーズ気味ですが、前回のPSAカラーに比べるとそれほど気にならないように思えます。その理由は、単に角度を変えて撮影したこと(笑)。見る角度によっては、それなりに見えるということでしょうか。

でも、ホイールベーンを装着した姿は、なかなか精悍で良いですね。

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