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燃料切れで立ち往生

さらなる試練が訪れました。
燃料系の点検をしてみたら、スペアタイヤの下にある樹脂製の燃料タンクに亀裂が入っていることが分かり、燃料タンクの交換が必要になりました。
日本に上陸した4TCの第1号車も同様の理由で燃料タンクをSUSでワンオフ製作したということですが、周りにあたってみても燃料タンクをつくれそうなところはなく、かといって現状のタンクを修復するのも困難なので、またしてもクルマを動かすことができない状態。しかし、それよりも大きな問題は、修理に対する主治医との方向性の隔たりが大きいことでしょうか。
それだけでも臨界点を突破しそうなのですが、もう3週間近くもBX 4TCが屋外で気温35℃の直射日光に晒されているというのは、精神的に大変良くないです。
暑さとストレスで、オーナーも水温大噴火!アタマの血液もパーコレーションしそうな今日この頃です(汗)。

コメント (17)

樹脂製というのがネックですねえ。修理のしようがないが無いでしょうか。多少の穴ならPORなどのシーラント処理剤でごまかせそうですが、樹脂製タンクも可能なんでしょうかね。責任が持てないので何とも言えませんが。心中お察しいたします。
ところでトランク部分にスフィアがちょんと載ってるんですな。初めて見ました。

>修理に対する主治医との方向性の隔たりが大きいことでしょうか。

う〜ん ここらあたり想像するに非常に難しい問題なんでしょうね。
オリジナルでの修復はできないということでしょうか?
実はクルマって燃料ホースから燃料が漏れているだけで、運行してはいけないという部分はありますよね。私も経験がありますが、
FERRARIでも2CVでもこれだけは同じということでしょうか。

容量は減るでしょうが、レーシングタンクを作るしかないのでしょうか?

がさ さん
いやぁ、昨日は暑さのおかげで荒れた文章になってしまい失礼しました。m(_ _)m
今朝、主治医から連絡があり、とりあえず自走できるように簡易的にポリタンクを取り付けてもらえることになりました。これで自宅に一時帰宅できます。
クルマが戻ってきたら、レジンを使って樹脂製タンクを自分で修復してみようかとも思っています。ただ、漏れが止まっても、追突されたらタンクが割けてガソリンが漏れ、先日の中華航空機のように炎上する可能性が高いので、やはり、ある程度強度のあるタンクに換装したほうが安心なんですけどね。
そうそう、スフィアが直立しているのはBX 4TCの特徴のひとつです。ノーマルBXとは別物の眺めですね。

coolys creek さん
実は、電動ファンと燃料ポンプの作業に対してオリジナルの意匠を損なうモディファイが行われていたのですが、今回の燃料ポンプの一件についても、「軽自動車用の燃料タンクに交換して、余ったスペースに携行缶を積む」という話が出てきたので、「ちょっと勘弁してください」となったワケです。
国産の部品を使えば壊れないというのはまったくその通りだと思います。ただ、その結果としてオリジナルから大きくかけ離れたモノになってしまったら、結果的に壊れにくいクルマになったとしても、自分自身が心底満足できるとは到底思えないからです。
やむを得ず部品を新たに製作する場合でも、極力オリジナルの寸法や形状に近づけるということは、稀少車オーナーの責任というより義務ではないかと思うのです。
まぁ、そんな高尚なことを言っても、所詮資金力がなければ実現できないのが現実なので、いつまでそんなことを言っていられるのか甚だ疑問ではありますが、そのポリシーは極力曲げずに維持していきたいものです。

昔、moto guzziに乗っていた頃、丁度同型車種が雑誌の
長期テスト車になりまして興味深く見守っていました。
ところが、担当がリレー方式で変わるその企画の中で
某技術系ライターさんの担当になってから アレレと
新車がモディファイされていきます。 折角のウレタン
一体シートが足つき性改善の為にざっくり削られてしまい
格好悪くなったり、特徴あるハンドルSW類を信頼性が高いという
理由だけで、国産品に換装しようとしたり・・・

まぁそのライター氏(過去にバイクデザインをしていた)の気持ちは
判らないではないですが、彼の好みのバイクを作っていくの見たい
訳ではなかったので、それ以来購読意欲が失せました。

かつてそんな経験をしたことを思い出します。

私のBXもできるだけオリジナルで行こう!!!  

グループBさん、ガンバレェー  エール送ります!

樹脂製なのですか・・・。ツライですね;;
一番良いのは樹脂製の同じもをもう一度ワンオフで作成?ってことですよね。
やってくれそうなお店が見つかると良いのですが。

素人考えなのですが、BXのタンクと互換性はないのですかね?

私もグループBマニアさんやコメントされている方と同じ考えで、極力、オリジナルをとどめていきたいと思ってる一人です。

タンクのワンオフ、知り合いにあたってみますね。

coolys creek さん
応援いただき、ありがとうございます!!
私のまわりにはオリジナル重視派の方が多いので、良い意味でのプレッシャーというか抑止力が働くので、大変ありがたいです。
現代を走る機械として考えればモディファイの意義もありますし、クルマを自分色に染めていく喜びもあると思うのですが、題材によりますよね。
もともとフルノーマルの状態で維持されてきたヒストリックカーについては、その状態をできる限り維持していくほうが個人的には好みです。
moto guzziの話は人ごとではないですね。ブログを見ていただける意欲が失せないように頑張ります(笑)。

らく さん
燃料タンクのワンオフ製作はあまり一般的ではないので、値段もピンキリみたいですね。
BX 4TCはリアにドライブシャフトが通っている関係で、ノーマルBXの部品が使えないのが難点です。
樹脂製で十分な強度を求めると結構高くなってしまいそうなので、ステンレスで製作するのが現実的な落としどころかも知れません。
複製できれば完璧なのですが、請求書が恐ろしい金額になりそうですし……。
やっぱりオリジナルが一番いいですよね。現実的な妥協点をどこに置くが、この手のクルマを維持するキモなのかも知れませんね。

こさとう:

RS200の場合、大小2つのタンクがありますが最悪片肺にしてしまう場合もあるようです。
四角四角な形をしているのでT16やBXに比べると複製もラクっぽいですが。

こさとう さん
RS200は片肺もありですか……。
こちらは先日の燃料タンク問題で、横綱・朝青龍の「解離性障害」に近い精神状態です。
私自身の診断によれば「ヨーロッパでの治療が必要な状態」にあるので、来月にでも違う空気に触れてみようと思っています。
今回ばかりはさすがに疲れました。

こさとう:

8割ぐらいの大きさのタンクの周りに同じっぽく見える樹脂のガワをつけるとか・・

海外の4TCコミュニティはないんでしょうか?

こさとう さん
タンクをひとまわり小さく作って樹脂製のカバーをするのは名案ですね!
幸いなことに4TCの燃料タンクにはまさに樹脂製カバーが付いていたようなので、再製作しても見た目にはまったく分からないかも知れません。
海外には4TCのRegisterがあるのでコンタクトしてみるつもりです。本当はいかにも日本らしさを感じさせる写真とともに連絡するつもりだったのですが、現状ではちょっと難しいですね。

と:

その主治医さんのセンスを疑います。
大丈夫なんでしょうか?

と:

その主治医さんのセンスを疑います...
ありえないでしょ。

tokoma:

お久しぶりですー
なかなかに根深いトラブルが頻発していますね・・(T.T)

参考になるかどうか・・
MACツールに、樹脂溶接のキットがありました。一時期所持していたときがあるのですが、あれが使えればいいかも〜

と さん
長らくご無沙汰しております。
そうなんですよ。まさにセンスの問題なので、直れば何をしてもいいという次元でいじられるのは堪え難いです。
手遅れになる前に軌道修正しないといけないので、次の手を考えているところです。

tokoma さん
樹脂溶接のキットですか。とりあえず樹脂修復の方向でやってみようかと思っているので、また教えてください。

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2007年08月21日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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