グループ B マニア

今年はシトロエンBXの誕生からちょうど30周年にあたるため、昨年からイベント企画の話をいくつかいただいていたのですが、まずは来る6月3日（日）にCCJ（日本シトロエンクラブ）が主催するシトロエンBX 30周年記念イベントが開催されることが決まりましたので、お知らせします。

CCJ会員としてイベントを企画したCX 25 GTiにお乗りのNさんによれば、この日に開催されるCCJの全国ミーティングに併せて記念行事が行われるとのことです。

詳細は以下の通り。

日時：2012年6月3日（日）11:00〜15:00
場所：ザ・プリンス箱根　本館 駿河の間　
　　　神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
　　　0460-83-1111

会費：7,000円（中学生以上）
　　　3,000円（小学生）未就学児は無料
　　　昼食・駐車場代込みの代金です。代金は当日受付にて徴収します。

駐車場：当日案内を出します。
　　　　宿泊する方はクラブ専用の駐車スペースを確保していますので
　　　　そちらへ駐車してください。

宿泊：ご宿泊の方は箱根プリンスホテルホームページよりお申込みください。

1. 全国ミーティング行事内容
・幹事挨拶　11:10〜11:30
・講演会　　11:30〜12:20　ゲストはCGTVの田辺憲一さん
・懇親会　　12:30〜14:00
　■立食パーティー/記念撮影
　■景品が当たるゲームあり
　■テレビ取材が入る予定
　※ ゲスト等は予告なく変更になる場合がありますのでご容赦ください。

2. 交通
　東名高速御殿場インターから乙女峠経由で24km

以上。

BXは年代別にまとめて駐車する予定で、現在BXのオーナーの方はもちろん、以前オーナーだった方の参加も大歓迎。また、今回はCCJ会員でなくても参加可能ですが、会場の関係で事前申し込みが必要とのことです。

参加ご希望の方は、[グループBマニア]の連絡先、presse (アットマーク) groupbcar.com （アットマークを記号に置き換えてご送信ください）にご連絡いただければ、私からCCJ会員のNさんを経由して事務局へ申し込みの連絡を致します。

もちろん、私とシトロエンBX 4TCも、BXの生誕30周年を祝うため参加する予定です。

昨日、BX 4TCを車検に出すため、主治医の元を訪れました。

今回はイベントでの遠出を考慮して、クラッチの再調整と車高のデフォルト位置の調整、それに燃料タンクおよび燃料計の点検をお願いしてきました。

ここ1〜2年は上記の問題により近場の走行しかしていなかったので、今回の整備を機に気兼ねなく走れるようになれば良いのですが……。

グループBマニアのブログをはじめてから5年が経ちました。

早いもので、シトロエンBX 4TCも2回目の車検を受ける時期になりました。思えばこの2年間はほとんどクルマを走らせていなかったので、今度の車検以降はその分を取り戻さねば。

エアコン、カーナビ、ETCの文化的な3種の神器が一切付いていない我がBX 4TCですが、今年はETCだけは装着して、クルマに文明開化をもたらす予定です。

今年も年中行事となっている静岡ホビーショーに行ってきました。

今回はトヨタ86とスバルBRZのアイテムが目立っていたほかは大きな目玉商品はない状態。とはいえ、ミニカーの新作はそれなりに活気がありました。
個人的には、メイクアップのミニカーブランド "EIDOLON"による1/18スケールのフェラーリ641/2が最大の収穫でした。まだモックアップのカウルのみの展示でしたが、メイクアップの植本社長によれば、レジン製ミニカーとして6〜7万円程度での販売を予定しているとのこと。1/43ミニカーでは圧倒的なクオリティで知られる同社製品なだけに大きな期待が持てそうです。

さて、極私的な興味はやはりグループBミニカーの新作です。

まずは、レーヴコレクションから9月に発売予定の1/43 三菱スタリオン 4WDラリー（税込7,665円）。1986年香港ー北京ラリーで2位に入賞したマシンです。現車は三菱自動車の岡崎ショールームに展示されているため機会があれば見学することができますが、当時のラリー仕様からモディファイされた箇所が少なくありません。このミニカーはもちろん、当時のラリー出場時の姿になっています。

今回最大のサプライズが、オートアートが出品したダイキャストモデルの1/18 ランチア・デルタS4。デビューウィンを飾った1985年RACラリー仕様です。価格未定・年内発売予定となっていましたが、前後フードをはじめとする可動部分が多く、エンジンルームやフロントフード内、インテリアの作り込みもなされていて順調に開発が進んでいる様子。これだけの内容になると、価格は2万円前後でしょうか。これで、1/18スケールでモデル化されていないグループBの大物はアウディ・スポーツクワトロS1だけですね。

こちらはhpi MIRAGEのフォードRS 200。前回の静岡ホビーショーでモックアップを展示してからちょうど1年後に試作品としてお披露目です。8月発売予定のロードバージョンはホワイト、レッド、ブルーの3色が用意され、価格は10,290円（税込）。レジン完成品のためダイキャストモデルに比べて高価になってしまうのが難点ですが、バリエーションが乏しい車種では致し方ないですね。ホイール径が大きすぎるのが気になりますが、発売までには修正されると思われます。

こちらは同じhpi MIRAGEのフォードRS 200 1986年アクロポリス ラリー仕様（税込12,800円）。カーNo.2はS.Blomqvistがドライブしたマシンです。試作品のためタイヤのバランスが合っていませんが、これは発売までに修正予定。ちなみに左側のナンバープレート"B200 XVX"の車両は、同じ1986年アクロポリス ラリーに出場したカーNo.6のK.Grundel車で、間もなく販売店案内を出すとのこと。今回展示されなかった1986年スウェディッシュ ラリー出場車と併せて、6種類のフォードRS 200が発売される予定です。

開発の方には「もし、シトロエンBX 4TCをつくるときにはいつでも協力しますよ」とさり気なくアピールしてきましたが、hpiのおかげでクオリティの高いグループBミニカーが入手できるようになったのはありがたいことです。

うちのBX 4TCには以前からシフトノブの剥離が進行していたのですが、先月乗った際にシフトノブの大規模剥離が発生し、ついにシフトノブの大部分がプラスチック製の根元を残すのみとなってしまいました。

[以前のブログ]でも書きましたが、BX 4TCのシフトノブは本革製ではなく、弾力性のある樹脂素材で形成されています。そのため経年劣化でノブがひび割れし、ついには根元から剥離してしまうのです。同時代のAX GTやCX GTiターボ2などに使われたものと同じこのシフトノブは、当然ながら部品が見つからない状態です。

そのため、これまで剥離した破片をビニール袋に入れて保管してはいたものの、破片が細かいため直す気力もなく、年月が経ってしまいました。しかし、今週末に迫った「シトロエンBX 30周年記念イベント」にみすぼらしい姿をさらすわけにはいかないので、机上でシフトノブの復元作業を開始することにしました。

裂け目に沿って破片同士を接着剤で固定すると、大きな破片はパズル感覚で比較的簡単に組んでいけるので、短時間で終了するように思えました。しかし、組みあがった複数の破片をひとつに接着しようとすると微妙にすき間が空いてしまい、一筋縄ではいきません。このあたりが机上の論理ならぬ机上のレストアの限界でしょうか。やはり現物のシフトノブの台座に直接組んでいったほうが確実なようです。

今回のシフトノブ剥離修理に併せて、購入時から欠損していたシフトノブ外周に付く赤いリングについても復元を試みるつもりです。資料が不足していてなかなか腰が上がらなかったのですが、イベントの際に現物が見られる機会があるかも知れないし、何らかの情報は得られるのではないかと思うので、レストア作業のモチベーションアップにつなげたいものです。

昨日は車検から上がってきたBX 4TCを引き取ってきました。
今回は油脂類の交換と各部の点検程度の作業であっさり出庫です。

その帰りに郵便局に立ち寄ってotto mobileの新作ミニカーを受け取ってきたのですが、クルマに乗り込もうとしたところ、4TCを振り返って見ていた大学生くらいの男子に「このクルマは何がベースなんですか？」と声をかけられました。そこで「これはシトロエンBX 4TCという車種で、ラリー用につくられたクルマです」と答えると、「カッコいいですね」とお褒めの言葉を頂戴しました（笑）。BX 4TCはおじさん世代には受けの良いカタチだとは思うのですが、若い世代からそういうリアクションがあるとは意外でした。最近のエルゴノミクス的なデザインとは対照的な、スクエアすぎるデザインが新鮮だったのでしょうか。

そして、帰宅途中に今度はレアなBX Sportに遭遇しました。近所で何度も見掛けるのにいつも通り抜けてしまうので、今回はさり気なく並びの写真を撮ってみました。iPhone4での撮影のため解像度がプアで分かりづらいのですが、フルノーマルで維持されている貴重な存在。いつか明るいときに見てみたいものです。