グループ B マニア

先日、冷却ファンの不調のため入院していたBX 4TCを2週間ぶりに引き取りに行ってきました。
今回の変更点は、先日取り付けたばかりのミニ用温度センサーを信頼性不足のため交換し、2枚ある冷却ファンのひとつをR32 GT-R用の7枚羽根に換装。そして従来からのファンはスイッチにより手動でON/OFFできるように改善するというもの。とはいえ、オリジナルのラジエターは目の細かいので冷却ファンの交換だけでは限界があり、やはり水温が上がるとのことでした。このイタリアのGATE社製ラジエターは日本の夏を走るには適していないのでいずれは交換することになりそうですが、そろそろ修理費用も尽きてきたので、今回はこの辺で打ち止めとしました。
その代わり主治医が行った対策が、4連ライトの外側2つを外してエアインテークを設ける案。これならラジエターに直接空気が入るので確かに冷却効率は高いのですが、このままではどう見てもネズミ男なので、何かいい方法はないかと考えているところです。

書店の店頭で発見して驚愕し、久々にジャケ買いしてしまった雑誌が、この『レーシングオン』2007年8月号。アウディ・スポーツクワトロS1が表紙を飾るなんて、デビューした1985年以来ではないでしょうか？
肝心のスポーツクワトロS1についての記述はそれほど多くはなかったのと、「勝利を挙げたのはデビュー戦となった85年サンレモのみ」という記述（S1のWRCデビューは1985年WRC第8戦アルゼンチン・ラリーで、第10戦サンレモはS1にとって3戦目。ただ、サンレモはW.ロールにとってS1初ドライブなので彼にとってはデビュー戦）が若干気になりましたが、個人的にもっとも好きなグループBカーのスポーツクワトロS1の写真が何枚も見れたのは大変嬉かったです。
『レーシングオン』はこれまでも比較的グループB関連の記事を取り上げる機会が多いので、これからも楽しみな雑誌になりそうです。

数日前、フォードRS200にお乗りのSさんから『朝練しませんか？』とのお誘いがあり、先日プジョー205T16に同乗させていただいたKさんからも同じお誘いが。もちろんふたつ返事で参加表明したのは言うまでもありませんが、大黒PAで開催予定の14日朝は台風が近づいているので微妙なところ……。
開催できれば写真のような光景が（実車はロードカーですが）展開されそうなので、1週間遅れでやってきたグループB馬鹿にとっての七夕祭りが、雨で流れないよう願っている今日この頃です。

今日のオフ会は台風接近のため残念ながら延期になってしまいましたが、今回のオフ会に合わせて、一時的に取り外されていた外側ランプを4灯化しました。
作業としては、ランプの上に差し込まれているグリルを3本のビスを緩めて取り外し、メッシュのダミーグリルを外して元のランプを取り付けるだけの簡単さ。ただ、ランプを留める純正のナットがインチサイズだったので、14mmのナットに交換して装着し直しました。これなら外気温度と道路状況に応じてフレキシブルな対応ができそうです。
4連ランプを取り戻した4TCは元の見慣れた姿に戻り、自己満足に浸っていたのですが、世間的には金曜日の出社時間帯にボンネットを開けて工具を手に持ちクルマいぢりをしているなんて、どう見てもまともな人物には思えないでしょうね……。

台風も去り気温も涼しくなったので、買い物へ出掛けようと自宅を出撃して200mほど走ったところでエンジンストール。それからはセルモーターが勢い良く回るだけで燃料がきている様子がなく、いきなりエンコと相成りました。
運悪く一方通行の坂道を下ったところでストップしたため、すぐに逆戻りできない状況。これはJAFを呼ぶしかないなと思ったのですが、実はJAFに入会していなかったので、最寄りのJAFに電話して非会員価格を訊ねたところ、出張料金12,000円＋レッカー代キロあたり600円とのこと。そこで急いで家に帰り、一番早く入会できるセブンイレブンのネットショップ経由で仮登録。その足で最寄りのセブンイレブンに駆け込んで入会金を支払い、無事に無料で自宅まで帰還することができました。
原因は燃料ポンプあたりが怪しそうですが、また入退院を繰り返す日々となりそうです。

先日エンジンストップしてJAFにより車庫に帰還したBX 4TCですが、ようやく主治医に往診に来てもらいました。
プラグとヒューズは正常でしたが、燃料ポンプがピクリともしないので、原因はやはり燃料ポンプの不調だったようです。ガス欠でガソリンを入れたら始動！という淡い期待を持っていたのですが、見事に裏切られました。
逆にいえば、燃料系についてはまだ手つかずの部分だったので（たぶん21年間無交換でしょう）、これを機に一気に直してしまいなさいということかも知れません。
入院患者が大勢いるようなので1週間後の入院となったのですが、おかげで早くも不動車と化しております。夏のうちにひと通りトラブル出しを終えて秋には本格稼働したいのですが、果たしてどうなることやら……。

今週完全に放置されていた4TCですが、そろそろ主治医のもとへ搬送する予定です。
入院時にはセーフティローダーで運搬することになると思うのですが、なんせ車高が完全に落ちているため、ローダーに載せる際の緩い傾斜でもオーバーハングの長いフロントバンパーが擦りそうでアタマを悩ませています。測ってみたら、路面とバンパー先端の隙間は約115mmしかなく、一方でフロントオーバーハングは約1050mmもありました。
車高の落ちたハイドロ車をけん引するときには、みなさんどう工夫されているのでしょうか？何かいい方法はないか思案中です。